健康住宅

『マイナスイオン』って何だろう?

マイナスイオンという言葉は私たちの社会にすっかり定着した観があります。それではマイナスイオンとは一体何なのでしょう。

まず第一に、マイナスイオンが発生するためには、水に何らかのエネルギーが加わることが必要です。 自然界の中でマイナスイオンを発生させるエネルギーの一つに、太陽光線の波長があります。太陽光線の中の赤外線で、地球上の大気を通り抜けて照射されている赤外線の波長は、0.26〜2.53μm、7.0〜14.0μm(μm=マイクロメートル、1000万分の1ミリ)です。これらの波長は「大気の窓」と呼ばれていて、大気を通過して地球上の生物に照射されています。
一般的に赤外線のうち、2.53〜3.0μm、5.0〜7.0μmは、大気中の水分子に吸収されて、地球上の生物に照射される量は少なくなってしまいます。したがって、「大気の窓」を通過してきた赤外線の波長に対して、人は温度を感じ、「今日は天気がよくて、太陽に照らされてポカポカいい気持ちがする」と思うわけです。

ところで、自然界の遠赤外線のうち水分子に吸収され、すなわち、水と共鳴して反応する波長帯は2.3μmと6.27μmを中心とした二つの波長帯です。
これらの波長は水分子に吸収され共振波長となりながら水のクラスターを小さく壊し、マイナスイオンを大量に発生させます。
この波長は水を振動させたときに、プラスイオンとマイナスイオンの水のクラスターを両方同数だけ作りますが、電子を持っているマイナスイオンはより多く振動するので小さくちぎれ遠くまで飛んでいき、残りの大きな水のクラスターは、プラスイオンですが重量が重たいために地面に落ちやすいので遠くへ飛ばず、また、マイナスイオンに比べると大気中での数が少なめになりがちです。

自然界のマイナスイオン、プラスイオンは本来このようなものだけだったのですが、今ではプラスイオンには、強酸性でレモンの酸味よりも強いペーハー2〜3を示す窒素酸化物、硫化酸化物を含む酸性雨や酸性霧の存在もあり、その他ディーゼルの排気ガスなど多様なプラスイオンが存在するようになっています。
ある種の漆喰壁や炭などは遠赤外線の6.27波長を出しているので、調湿効果として壁に含んでいる水分を部屋に湿度が足りないときに出すだけでなく、空気中に含まれる水分を小さくちぎってマイナスイオンにする力も合わせ持っているのです。

遠赤外線を放出するマイナスイオン壁紙と珪藻土

マイナスイオンの6.27波長は遠赤外線の低い波長です。
この波長は水と共振し、水を壊し、その結果、小さいクラスター(マイナスイオン)と大きいクラスター(プラスイオン)が出来るのです。

たとえば、部屋の中の壁紙もしくは漆喰壁などに、珪藻土にサンゴ、ホタテ、微粉炭、遠赤外線鉱石粉末などを混ぜたもの(すべて6.27波長を出す)を塗装しておくと、空気中の水分が壊されて、マイナスイオンが出来ます。水分が部屋の中で少ないときは水分を供給し、多いときは吸い込みます。
もう一つ、水と共振する波長として、2.37波長があります。この波長は振動数が高く乾燥効果がありますので、木材を乾燥させるときなどに利用します。世界中の鉱石の中にはこの2.37波長を出すものもあります。これを練りこんだセラミックの2.37波長は水を細かくちぎるので、梅雨時でも洗濯物がよく乾きます。
また、風によっても水が小さくちぎられ、マイナスイオンが作られます。したがって、風が強いときはマイナスイオンが多く出ます。
風水という言葉が盛んに使われますが、中国の風水では風が山から平地に龍のように通り抜ける道を大切にし、マンションを建ててもそこには大きな開口部を作る工夫をします。実際、香港のレパレスベイの高級マンションはそんな造りになっています。これは、マイナスイオンを発生させる風の流れを風水師が重要視したためでしょう。風水の考え方では、その地域全体にマイナスイオンを発生させる工夫があれば、人間は健康でポジティブな発想で生きられ、結果としてのビジネスの発展につながっていくとされているのです。
私たちは空気中の水分と暮らしているのですが、この水分が5nm(ナノメートル=1nmは10億分の1m)よりも小さいのがマイナスイオンです。
また、湿度が高くなってくると、小さいクラスターが集合して、大きい粒になります。これがプラスイオンです。ですから、梅雨時はプラスイオンが多いのです。逆に、春、秋の気持ちのいい日などはマイナスイオンが多いのです。つまり、春、秋は湿度が50〜60%程度で、マイナスイオン優位の環境になります。むくの木や漆喰壁などを使用した住宅ですと、年間を通して、家の中の湿度を50〜60%に調湿できます。しかし、普通のビニールクロス壁紙で仕上げられたマンションなどでは調湿効果がありませんので、冬場には湿度が20%、梅雨には80%と、プラスイオンが多い環境になってしまうのです。
湿度が20%も80%もどちらもプラスイオン過剰です。冬の湿度の20%の時期はインフルエンザウイルスが空気中で長く生存し、人から人に感染します。ウイルスは湿度に弱く、60%程度に湿度を上げるだけで死滅してしまうので、木材、漆喰壁の家であれば、冬の湿度が高く(50%程度)、インフルエンザにかからずに済みます。

*iphone アプリ 開発
*ラティース ラティッセ